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アートメイク施術の痛みとその対応

アートメイク施術の痛みとその対応

すっぴんでも、美しい眉やリップをキープできると人気の準医療的技術である「アートメイク」。
タトゥー(刺青)と異なり、アートメイクは皮膚表面の「表皮」に針を入れて色を付けていく技術です。そのため、タトゥーよりも痛みは少ないといわれています。
しかし、痛みに弱い方にとっては、いくら皮膚の浅い部分であったとしても、痛みに関する不安が拭えないでしょう。
ではアートメイクの施術はどの程度痛いのでしょうか?

この記事では、アートメイク施術の痛みについて解説します。
この記事を読むことで、アートメイクの痛みに関する不安が解消できるよう、眉・アイライン・リップ・ヘアラインにおけるアートメイクの痛みや、痛みをやわらげる方法などが理解でき、下記のような疑問や悩みを解決します。

こんな事がわかる

  • 眉、アイライン、リップ、ヘアラインのアートメイクはどのくらい痛いの?
  • アートメイクの痛みをやわらげる方法
  • 施術後の痛みやダウンタイムはどの程度なのか?

アートメイクの痛みはどれくらいか

施術の痛みは個人差によるところが大きいのですが、施術部位別にどのような痛み方があるのかみていきます。

その①:眉のアートメイクをおこなった場合

薄い眉毛が気になる方や、毎日お化粧の際に眉毛を描くのが面倒な方など、多くの方が眉のアートメイクを利用されます。
そのなかで、日常的に眉の形を整えるために、眉毛を抜く人もいらっしゃると思いますが、眉のアートメイクを行った場合は、ちょうど「何本か一気に眉毛を抜かれたような痛み」にたとえられます。
クリニックによっては、麻酔なしで行うことも多い場所です。
麻酔をすると途中で寝てしまう方もいらっしゃいます。
アイラインやリップのアートメイクと違って、眉の部分は皮膚も刺激に対して慣れていますので、痛みが少ない場所になります。

その②:アイラインのアートメイクをおこなった場合

アイラインのアートメイクも、アイラインを引くのが苦手な方や、アイラインが夕方になると落ちやすい方などに利用される、人気のアートメイクの部位のひとつになります。
アイラインは目のそばということで、皮膚も弱く、繊細な場所です。したがって、アイラインのアートメイクは痛みを感じやすい場所といえます。
実際、麻酔なしで行うと痛みを感じやすく、施術中に痛みで患者さんが動いてしまうと目の近くで大変危険です。眼の付近の麻酔をしっかり行いながら施術を進めることが多いです。

その③:リップのアートメイクをおこなった場合

リップのアートメイクも、リップの形を整えたい方、リップの血色をよくしたい方などに利用されています。
リップも見た目からわかるとおり、粘膜が近くにあること、リップ自体に皮脂がでないことから、リップのアートメイクも痛みが出やすくなります。
通常、麻酔をしっかりきかせて、痛みの対策を行いながら施術をしていきます。

その④:ヘアラインのアートメイクをおこなった場合

ヘアラインのアートメイクとは、頭皮に色素を入れ、毛髪があるように見せるアートメイクのことです。女性らしく額を丸くすることで立体的に見せ、地肌の面積を狭くすることで小顔効果や髪が生えたように見せることができます。
ヘアラインは、リップやアイラインと違って、比較的顔の中でも表皮が厚い部位になりますので、痛みはそれほど感じにくい部位になります。
たとえて言うなら、「爪ようじでひっかかれたくらいの痛み」です。
麻酔を使うと、さらに痛みを和らげることができます。

アートメイクの痛みをやわらげる方法

アートメイク施術は、事前に麻酔を使って痛みを緩和させた状態で行っていきます。

その① 麻酔クリームをつかう

塗布するタイプの麻酔薬です。アートメイクの前に麻酔薬を塗って、20分から30分くらいで皮膚に麻酔薬が浸透していきます。
麻酔が効いているかを、アートメイクの施術前に十分確認してから、施術をおこないます。
痛みに敏感な人は、確認の時点で、麻酔が十分効いていない場合は施術者に言っていただくとよいでしょう。
また、麻酔の効果が施術している途中に徐々に薄れてくる場合があります。
その時も適宜施術者にそのことをお伝えいただくと、麻酔を追加するなど適宜対応することができます。

その② 局所麻酔をつかう

痛みに敏感な方や場所に対しては、点眼の麻酔薬を使ったり、注射の麻酔薬を使用したりする場合もあります。
注射の局所麻酔に関しては、速攻性があり、1分くらいで効いてきます。痛みを感じなくする強さも強くなりますが、注射自体に痛みを伴うことがあげられます。
実際、そこまでアートメイクが痛くないので、麻酔クリームを使った表面麻酔だけで十分なことが多いです。

施術後の痛みやダウンタイムについて

ダウンタイムとは、手術の影響による腫れが引いてくる時間のこと。
場所にもよりますが、通常、赤みや腫れは約3日〜1週間くらいでよくなってきます。腫れが残りやすい場所としては、やはり敏感なリップがあげられますが、1週間くらいになります。
施術後の痛みは、あまり残らないことが多いですが、痛みや腫れが続くようでしたら、保冷剤でクーリングしていただくと、痛みが緩和されて効果的です。

【まとめ】アートメイク施術の痛みとその対応

アートメイクの施術部位ごとの痛みや、痛みをやわらげる方法について解説しました。
この記事では、下記のようなことが理解できたのではないでしょうか。

この記事のポイント

  • 眉のアートメイクは「何本か一気に眉毛を抜かれたような痛み」で例えられることが多く、比較的痛みが少なく、麻酔をすれば途中で寝てしまう方も多い
  • アイラインのアートメイクは、痛みを感じやすく、麻酔をして施術を進めることが多い
  • リップ(唇)は、粘膜が近い、皮脂が出ないという理由からアートメイクの痛みを感じやすく、麻酔をして施術を進めることが多い
  • ヘアラインのアートメイクは、痛みを感じにくく「爪楊枝で引っかかれたくらいの痛み」に例えられる
  • アートメイクの痛みをやわらげるには「麻酔クリーム」と点眼または注射による「局所麻酔」の2種類があるが、「麻酔クリーム」を使用することがほとんど
  • 通常、施術後3日〜1週間程度で痛みや腫れが引いてくるが、痛みや腫れが続く場合は、保冷剤で冷やすのがおすすめ

「アートメイクで針を使うのが心配」という方は、多くいらっしゃると思います。痛みに敏感な体質の方や麻酔が効きにくい方など、施術前のカウンセリングや施術スタッフにしっかりと相談して、不安を払拭してから施術に臨みましょう。

トイトイトイクリニックでは、眉・アイライン・リップ・ヘアライン・ほくろのアートメイクを提供しております。
どの施術部位でも、施術前に専門スタッフがしっかりとカウンセリングを行うため、痛みに敏感な方や麻酔が効きにくい方でも、安心して受けていただけます。
現在、無料カウンセリングを実施中です。24時間いつでもWEB予約を受け付けていますので、ぜひお気軽にご相談ください。

監修医師
医療法人社団雪焔会 トイトイトイクリニック
理事長・統括院長

野田 のだ 知路 とものり - Noda Tomonori -

監修医師 トイトイトイクリニック理事長・統括院長 野田 知路

福岡大学医学部形成外科、大手美容皮膚科院長を経て、医療脱毛、アートメイク、糸リフトをメインとする美容皮膚科クリニックを都内(渋谷・池袋・新宿)で展開中。
常に自分の家族ならこうしたいと考えるよう心掛け、「家族にも勧められる美容医療」を信条としています。

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