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アートメイクで失敗と後悔をしないための7つのポイント

アートメイクで失敗と後悔をしないための7つのポイント

アートメイクは、毎日のメイク時間を短縮してくれる便利な手段のひとつとなってきました。また、素顔に自信が持てるようになるため、アートメイクを検討している方も多いでしょう。
アートメイクを施せば、神経を集中させて描く眉や目元のアイラインの手間を一気に省くことができます。また、化粧を落とした素顔にも自信が持てるうえ、海や温泉、エクササイズでも水や汗でメイクが落ちることを気にせず、思い切り楽しむことができるでしょう。
しかし、毎日の快適さを実現してくれるアートメイクにも、デメリットやリスクがあります。また、アートメイクは皮膚に色素を入れる医療行為です。そして、一度入れると簡単に消すことができないため、クリニック選びやデザイン決めが重要になります。

この記事では、アートメイクで失敗と後悔をしないための7つのポイントを解説します。
この記事を読むことで、アートメイククリニックの選び方やデザインの決め方などを理解でき、下記のような疑問・悩みを解決します。

こんな事がわかる

  • アートメイクが受けられるクリニックとは
  • アートメイクのリスクは何があるのか
  • 眉アートメイクのデザインの決め方はどのようにすればよいのか
  • アートメイクが失敗したらどうなるのか
  • アートメイクをお願いする際の注意点はなにか
  • クリニックはどのように決めたらよいのか

アートメイクの施術前に確認しておきたい7つのポイント

次にご紹介する7つのポイントはクリニックを選ぶ際、施術を受ける段階でも参考になるものばかりです。これらのポイントを押さえて、失敗と後悔のない理想のアートメイクを実現させてください。

施術を受けるのは医師が在籍しているクリニック

アートメイクでは、皮膚に針を刺して色素を入れることで眉や目元のラインを描きます。そのため、アートメイクは医師や医師の指示を受けた看護師が施術をする必要があり、医療行為にあたります。
クリニックを選ぶ際には、医師が在籍しているしっかりした医療機関なのか確認することが大切です。国民生活センターの発表によると、2006年から2011年の5年間にアートメイクにおけるトラブル相談が121件ありました。そのうちの95%のトラブルが医療機関ではないエステサロンや美容院、個人宅などによるものでした。

アートメイクが医療行為だという認識が甘く、知人の紹介やネット広告、情報誌などの情報を鵜呑みにして気軽に受けてしまい、トラブルに発展してしまうケースもあります。アートメイクによる皮膚障害や健康被害で後悔しないためにも、必ず医療機関で受けましょう。
また、アートメイクでは針で皮膚を傷つけることになるので、B型肝炎やC型肝炎、HIV(エイズ)感染症などの感染症のリスクもあります。衛生管理は徹底されているのか、術者にどのくらいの症例数があるのかなど、実績のあるクリニックなのか確認を怠らないことも重要です。

アートメイクはタトゥーの一種!こんなリスクは知ってる?

日本では、アートメイクは気軽に受けられるエステという風潮がまだまだあります。しかし、アートメイクに使われる器具や施術方法はタトゥーと異なるとはいえ、皮膚に針を刺して色素を入れるという点では、アートメイクはタトゥーの一種といっても過言ではありません。
タトゥーでは真皮層まで針を入れますが、アートメイクでは皮膚の表面である表皮層まで刺すため、アートメイクの施術にも痛みをともないます。とくに目の周りの皮膚は他の部位より薄いため、痛みを強く感じることがあります。麻酔の使用など、痛みを軽減するための方法はどのようなものがあるのかも事前に確認しましょう。
また、アートメイクでは皮膚に色素を注入するため、施術箇所が腫れるリスクもあります。色素が定着し皮膚が落ち着くまで安静に過ごしたほうがいいでしょう。仕事などのスケジュールと照らし合わせて施術のタイミングを検討することが大切です。
アートメイクはエステのひとつと軽く捉えるのではなく、タトゥーの一種なのだということも頭にいれたうえで施術に向けて準備をしましょう。

デザインをしっかりすり合わせよう

アートメイクでは理想とするアイラインや眉ラインを施してもらいたいですね。そのため、思い描くラインをしっかり実現してくれるかどうかがアートメイクの満足と後悔を分けるカギになります。
眉のラインの場合、顔の印象を大きく左右する大切なパーツでもあるので、施術前のカウンセリング時に希望のラインをしっかりとすり合わせることが重要です。「眉の形が理想と違う、こんなはずじゃなかった!」といった後悔をしないために、デザインについて納得いくまで話し合うことができるクリニックだと安心できるでしょう。

失敗したら?!簡単に消したり修正したりできない

アートメイクは一度入れてしまうと、簡単に除去することができません。タトゥーと同じように、色を入れるより色を消すほうが難しいのです。
そのため、どうしてもラインを消したい場合は、専用の除去液やレーザーによる施術や場合によっては切除術のような大がかりな治療が必要になるケースもあります。これらの治療を受けることで、毛根へのダメージにより毛が生えなくなってしまう恐れや施術により生じる他のリスクなど、さらにリスクを重ねることになります。
また、保険が適用にならない治療であるため、やや高額な費用がかかってしまいます。アートメイクで後悔しないためにも、事前のカウンセリングでは納得いくまで施術者と相談することがとても大切です。

体質や健康状態を的確に伝えよう

アートメイクを受ける前に、体質や健康状態をしっかり医師に伝える必要があります。
アートメイクで使用する針や皮膚に注入する色素によって、身体があらゆる反応を起こす恐れがあるためです。アレルギー体質の場合、針の金属や色素で皮膚がかぶれたり、腫れたりすることがあります。
また、妊娠、授乳中の場合も事前に申告したほうがよいでしょう。妊娠中の場合は安定期に限って特に影響がないと判断され施術が行われるケースがありますが、女性ホルモンなどの影響で体質が変化しており、よりデリケートになっています。施術による皮膚への影響は通常時と異なるので、必ず事前に相談するか育児が落ち着いてから受けるようにしましょう。

持病や治療中などの病歴も申告しよう

持病がある場合や通院中の場合、処方されている薬によっては施術を受けられないことがあります。アートメイクは多少の出血をともなうため、心臓病などの治療で血液の流れを良くする薬を投与されている場合、出血量が通常よりも多くなってしまう恐れがあるのです。
処方された薬によっては、施術によるリスクが大きくなる恐れがあるので、必ず医師に伝えましょう。
MRI検査を受ける予定がある場合も注意が必要です。
MRIは強力な磁力を使って臓器を調べる装置であるため、体内にペースメーカーなどの金属がある場合は申告しなければなりません。アートメイクの色素には酸化鉄が含まれている場合があるので、少量であっても磁力がこの金属に反応してしまうことがあります。そのため、MRI検査を受ける予定がある場合は、施術できないこともあります。また、施術後にMRI検査を受ける場合は、検査の前に必ず申告しましょう。

アフターケアは万全か?

アートメイクの施術後は、体調の変化や施術部位のアレルギー反応、皮膚トラブルなどの有無をしっかり見極めることが大切です。施術が終わった後の経過もしっかり診てもらえるクリニックだと安心できますね。
また、アートメイクは初回だけで完結するのが難しい場合があります。色素が抜けてしまったり、変色したりなど仕上がりにも違いがあります。初回の施術だけでなく、アフターケアやフォローなどが充実しているのかを確認しましょう。

アートメイクで理想通りの自分を手に入れよう

アートメイクで失敗しないために、施術前に確認しておきたいポイントを7つ紹介しました。
この記事では、下記のようなことが理解できたのではないでしょうか。

この記事のポイント

  • アートメイクが受けられるのは医師在籍のクリニックのみ
  • アートメイクには痛みや腫れなどのリスクがある
  • アートメイクのデザインをしっかりすり合わせることが大切
  • アートメイクは消したり修正したりすることが難しい
  • 体質や健康状態、持病、病歴などを事前に伝える必要がある
  • アフターケアの充実度も事前に確認する

アートメイクは素顔をより美しくし、毎日のメイクの手間から解放してくれる身近な技術です。しかし、肌に手を加えることになるため、簡単に修正がきかず身体にも影響を及ぼすことがあります。
アートメイクで失敗して後悔しないためにも、施術前に確認すべきポイントをきっちり押さえて、より快適でときめく毎日を手に入れましょう。

トイトイトイクリニックでは、芸能人やモデルの施術も行うトップアーティストによるアートメイクが受けられます。丁寧なカウンセリングとデザイン提案で、アートメイクが初めての方でも安心してお受けいただけます。
現在、眉アートメイクの料金が割引になるモニター様を募集中です。カウンセリングは無料ですので、ぜひお気軽にご相談ください。

監修医師
医療法人社団雪焔会 トイトイトイクリニック
理事長・統括院長

監修医師 トイトイトイクリニック理事長・統括院長 野田 知路

野田 のだ 知路 とものり - Noda Tomonori -

福岡大学医学部形成外科、大手美容皮膚科院長を経て、医療脱毛、アートメイク、糸リフトをメインとする美容皮膚科クリニックを都内(渋谷・池袋・新宿)で展開中。
常に自分の家族ならこうしたいと考えるよう心掛け、「家族にも勧められる美容医療」を信条としています。

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