毛穴が目立つ原因と毛穴レスのスキンケア法

毛穴が目立つ原因と毛穴レスのスキンケア法

毛穴が目立つと美肌から一気に遠のき、透明感や清潔感までも薄れてしまうように感じますね。肌の悩みとして常に上位にランクインするのが目立つ毛穴。毛穴はどうして目立ってくるのでしょうか。
今回は毛穴が目立つ原因と毛穴を目立たなくする毛穴レスのスキンケア法をご紹介します。普段のスキンケアに取り入れるだけで毛穴レスに近づくことができるので、ぜひお試しください。

毛穴が目立つ原因は?

毛穴はさまざまな原因によって広がり、目立つようになります。ストレスやバランスの悪い食生活、睡眠不足などの生活習慣の乱れも毛穴が目立つ原因でもあります。
今回は、スキンケアや肌の状態に起因する毛穴の原因を中心にご紹介します。毛穴が目立つ場所によっても原因は異なるので、自分の肌の状態と照らし合わせてみましょう。

過剰な皮脂分泌

肌のうるおいをキープするために必要な皮脂。しかし、皮脂が過剰に分泌されると皮脂が分泌する皮脂腺の出口が大きくなり、毛穴が目立ちやすくなります。皮脂腺が毛穴を広げるだけでなく、分泌された皮脂が毛穴を広げることもあります。
また、皮脂が固まると毛穴に詰まり、さらに毛穴を押し広げるのです。もっと厄介なのは、皮脂と汚れが混ざり酸化した場合。皮脂が空気に触れると酸化し茶色に変色するため、さらに毛穴が目立つようになります。
テカりやすく皮脂の分泌の多い額や鼻、あごなどの毛穴が目立ちやすいのは、酸化した皮脂に起因する場合がほとんどです。

乾燥によるキメの乱れ

肌が乾燥すると皮膚の水分量が減りキメが乱れます。
キメが乱れると皮膚にへこみができることで影ができやすくなり、毛穴が目立つようになります。このへこみは特に毛穴の周りの皮膚に生じやすく、丸かった毛穴がこのへこみによって楕円になり、より毛穴が目立つようになるのです。
また、乾燥すると角質層が分厚くなるため肌のざらつきがひどくなり、毛穴も目立つようになります。特に乾燥しやすい両頬などの毛穴の目立ちは乾燥によるものがほとんどでしょう。このタイプの毛穴の目立ちは夏より乾燥しやすい冬に起きがちです。乾燥する時期はとくに保湿ケアが重要です。

加齢によるハリ・弾力の低下

年齢を重ねると皮膚を構成する成分が変化していきます。特に、肌の奥底の真皮とよばれる層にあるコラーゲンやエラスチンとよばれる成分は加齢によって失われます。
これらの成分は肌の弾力を保つために重要な成分。これが減少すると重力に耐え切れず毛穴が下へと広がるため、たるんだ毛穴になり余計に目立ってしまうのです。さらに、肌のうるおいを保つのに必要なヒアルロン酸やセラミドと呼ばれる成分も失われていくので、皮膚の水分量を保持する機能も落ち、ハリやツヤも低下しがちです。
加齢による毛穴は、頬などの乾燥しやすい箇所で目立ちやすいでしょう。

毛穴レスのスキンケア法とは?

毛穴を目立たなく小さくするスキンケアは、正しい方法でお手入れするよう心がけるだけで可能です。また、毎日のスキンケアにちょっとした工夫を取り入れるだけで大幅に改善されることもあります。
毛穴レスのスキンケア法をいくつかご紹介するので、ぜひ試してみてください。

ホットタオルで汚れを落ちやすく

毛穴レスには、皮脂や汚れをしっかり落とすのが基本。洗顔やクレンジングの前に、ひと手間かけると汚れやメイクが落としやすくなります。
そのひと手間がホットタオル。洗顔前にホットタオルで顔全体を温めると毛穴に詰まって硬くなっている角栓がゆるんで取れやすくなるのです。ホットタオルなら、毛穴を無理やり取り除くパックのように肌に負担をかけずに毛穴の汚れをキレイに落とすことができます。
ホットタオルの使い方も簡単なので早速実践してみましょう。

<手順>

1)クレンジング剤を肌になじませます。
2)45~50℃の少し熱めのお湯に筒状に丸めたタオルを浸して軽く絞ります。
3)2)で作ったホットタオルを顔にあてて1~3分ほど置きます。
4)ホットタオルを外し、ぬるま湯で洗い流します。
同じように洗顔の際にも、ホットタオルで顔を温めてから洗いましょう。毛穴が十分に開いてから洗顔するので、取りにくい角質もゆるんで洗い流しやすくなります。
ホットタオルのケアにも注意したいポイントがあります。
ホットタオルの使用は毎日ではなく週1~2回にとどめましょう。毎日行ってしまうと肌に必要な皮脂まで取り除いてしまい、過剰な皮脂分泌を招いてしまいます。また、ホットタオルで温める際は、長い時間置かず1~3分を目安に行います。長い時間あててしまうと肌が乾燥しやすくなります。時間を守ってケアするようにしましょう。
ホットタオルでケアした後は、いつも以上に丁寧に保湿をするようにしましょう。毛穴がいつもよりもゆるんでいるので、化粧水で毛穴をしっかり引き締め、乳液などで保湿します。

正しい洗顔で皮脂と汚れをしっかりオフ

毎日の洗顔を丁寧に行うことで、毛穴の汚れや皮脂をしっかり取り除くことができるので毛穴を小さくすることができます。
まず、ぬるま湯で顔全体を軽く洗うことで毛穴を広げ、しっかり泡立てた泡でやさしく包み込むように洗顔しましょう。汚れを落とそうと指で強く洗うのではなく泡で洗うようにし皮膚を刺激しないように気をつけます。
すすぎは十分なぬるま湯でしっかり行いましょう。髪の毛の生え際やあごのラインに洗い残しがないように注意します。すすいだら清潔で手触りのよいタオルで押し当てるように水分をふき取ります。

角質ケアで古い角質を取り除く

肌は代謝によって定期的に新しい皮膚と入れ替わります。この代謝をスムーズにするために、ピーリングやゴマージュなどの角質ケアのできるアイテムで週に1回程度、毛穴の目立ちやざらつきが気になる箇所をケアしてみましょう。
乱れた生活習慣などの影響で排出されにくかった古い角質が取り除かれ、新しい肌と入れ替わりやすくなります。毛穴につまりやすい角栓もきれいに取り除かれるので、毛穴の目立ちも予防できます。
角質ケアをすると肌が乾燥しやすい状態になります。角質ケアの後は、ハンドプレスやコットンパックをするなどして入念に保湿をしてあげましょう。

開いた毛穴を引き締める

毛穴が引き締まりそうだと冷水で洗顔する方もいるかもしれませんね。しかし、冷水での洗顔は一時的に毛穴を小さくすることができてもすぐに開いてしまいます。また、冷水だと水の温度が低いために汚れや皮脂が溶けないので、十分に落とすことができず残ってしまいます。さらにその後の化粧水や乳液の成分が肌に浸透しずらくなってしまうので、おすすめできません。
毛穴を引き締めるには、収れん効果のある化粧水で気になる部分をコットンでやさしくなでてみましょう。また、ビタミンCが配合された化粧水でコットンパックをすると、毛穴によるざらつきも解消し、なめらかな肌になるでしょう。

乳液パックでキメを整える

いつも通りのスキンケアが終わったら、乳液でコットンパックをしてみましょう。乳液でパックすることで肌がふっくらとやわらかくなるので、毛穴が目立ちにくくなります。
大きめのコットンを2つに裂いたら乳液を広げ、毛穴の気になる部分に貼ります。そのまま5分ほど置いたら、コットンをはがし肌に残った乳液を顔全体になじませます。簡単にできるスペシャルケアで肌のキメを整えしっとりとした肌触りをすぐに実感できるでしょう。

毛穴レスで肌に自信を持とう!

さまざまな原因で広がり目立ってしまう毛穴。しかし、丁寧で正しいスキンケアと定期的なスペシャルケアで毛穴の目立ちは抑えられ、毛穴レスに近づくことができます。生活習慣の見直しと併せて、毛穴レスのスキンケアで透明感のあるなめらかな肌を目指しましょう。

監修医師
医療法人社団雪焔会 トイトイトイクリニック
理事長・統括院長

野田 のだ 知路 とものり - Noda Tomonori -

監修医師 トイトイトイクリニック理事長・統括院長 野田 知路

福岡大学医学部形成外科、大手美容皮膚科院長を経て、医療脱毛をメインとする美容皮膚科クリニックを都内(渋谷原宿、池袋)で展開中。
常に自分の家族ならこうしたいと考えるよう心掛け、「家族にも勧められる美容医療」を信条としています。