何とかしたい乾燥肌!保湿力低下の原因とうるおいを維持するスキンケア方法

何とかしたい乾燥肌!保湿力低下の原因とうるおいを維持するスキンケア方法

「毎日スキンケアしているのに、肌がカサついたりつっぱったりする…。」それは、肌の保湿力低下が原因かもしれません。
保湿力が低下した乾燥肌は、化粧のりが悪くなるだけではなく、かゆみや赤みなどの肌トラブルの原因にもなります。
今回は、肌の保湿力が低下する原因のほか、保湿力を維持するための正しいスキンケア方法、そして保湿力を高めるコスメ選びについて解説します。

乾燥肌の人は要注意!肌の保湿力低下をまねく主な原因

乾燥肌の原因は、体質だけではありません。加齢や環境など複数の要因が相まって、保湿力を低下させているケースがほとんどです。
さっそく、肌の保湿力低下の主な原因をみていきましょう。

加齢

年齢を重ねると、肌のうるおいを保つ天然保湿因子が減少し、肌を乾燥から守る脂質やセラミドも減ってきます。同時に肌のバリア機能(異物の侵入を防ぎ、水分の蒸散をおさえる機能)も低下するため、肌の乾燥が進みやすくなります。
また、加齢にともなうターンオーバーサイクルの乱れも、バリア機能の低下に関係しています。

不適切なスキンケア

クレンジングや洗顔時に強い力で肌をこすると、バリア機能を担う角質層が傷つき、肌から水分が逃げやすくなってしまいます。洗顔後にタオルで強くこするのも、NGです。
毛穴パック・スクラブ洗顔・ピーリングなどを頻繁におこなうのも、角質層を傷つける原因になります。
また、洗浄力の強いクレンジングや洗顔料を使ったり、すすぎの湯温設定が高すぎたりすると、天然保湿因子や皮脂が必要以上に洗い流されてしまうため、肌の保湿力が低下します。

空気の乾燥や紫外線の影響

季節的な空気の乾燥やエアコンによる湿度低下でも、肌は水分を奪われて乾燥しやすくなります。
また、紫外線による影響も無視できません。紫外線により角質層がダメージを受けると、肌の水分が奪われて乾燥しやすくなります。

今すぐ実践!保湿力を維持するスキンケア方法

肌の保湿力を維持するためには、正しいスキンケア方法を身に付けることが大切です。洗顔や入浴のあとに肌の乾燥が気になる方は、まずスキンケアを見直しましょう。

洗顔は肌への刺激を避けて

クレンジングや洗顔をするときは、肌への刺激を避けるためにやさしく洗いましょう。クレンジングは、すべりが良く皮脂を奪いすぎない乳液タイプがおすすめです。
洗顔時は、洗顔料をたっぷり泡立てて、泡のクッションで洗いましょう。すすぎは、ぬるま湯で顔のすみずみまで洗い流します。洗顔後は、タオルをていねいに肌に押し当て、水分を取り除いてください。

洗顔後・入浴後はすぐに保湿

洗顔や入浴のあとは、肌の水分や皮脂が奪われて乾燥しやすい状態になっています。髪の毛を乾かすより先に、保湿ケアに取り掛かりましょう。
なお、化粧水や乳液は、適量を守って使ってください。量が少なすぎると、十分な効果が得られないだけではなく、摩擦で肌を傷つける可能性があります。逆に、多すぎると肌がべたつく原因になります。
ローションであれば、1円玉大の量で両手2枚分くらい塗ることができます。この量を目安に、塗る量を上手にコントロールしてください。

水分だけではなく油分も補う

保湿は、化粧水・美容液→乳液またはクリームの順でおこないます。
化粧水は両手に適量をとり、顔全体を手のひらで包み込むようになじませてください。美容液も一度手のひらにとり、温めてから使うとなじみが良くなります。化粧水の前に、ブースターを利用するのもおすすめです。
化粧水や美容液で肌を整えたら、次は乳液やクリームで油分を補います。乳液やクリームも、手で温めてから使うようにしましょう。
なお、乾燥が気になる部分には、保湿力の高いクリームを重ね塗りしてください。クリームは擦り込むのではなく、指の腹を使ってやさしく塗り、摩擦を起こさないようにするのがポイントです。
すべてのケアが終わったら、両手で顔全体をやさしく包み込んで軽く温めましょう。保湿成分が浸透して、より高い効果が期待できます。

保湿力を高めて乾燥肌を防ぐ!スキンケアコスメの選び方

最後に、スキンケアコスメを選ぶコツについて、成分を中心に解説します。

肌なじみの良い保湿成分配合のものを選ぶ

肌の乾燥が気になる場合は、肌になじみやすい保湿成分を高濃度配合しているコスメを選びましょう。
おすすめの成分は、ヒアルロン酸・セラミド・スクワランなどです。それぞれ働きが異なるため、組み合わせて使うようにしてください。

    ・肌にうるおいを与える成分:ヒアルロン酸、コラーゲン、アミノ酸など
    ・肌の保湿力を高める成分:セラミドなど
    ・肌のうるおいを閉じ込める成分:スクワラン、ワセリンなど

乾燥がひどい場合はプラスアイテムでケア

クリームを塗っても乾燥する部分は、ワセリンでうるおいをしっかり封じ込めましょう。
ワセリンには水分が含まれていないため、肌にしっかり“フタ”ができます。ワセリンは、軽く温めると伸びが良くなります。たっぷり塗るとべたつくので、塗りすぎないように注意してください。

テスターを利用して肌との相性をチェック

乾燥してバリア機能が低下している肌は、外部からの刺激にとても弱くなっています。初めて使うコスメは、テスターを利用して肌との相性を確認してから購入するようにしましょう。
ただし、肌の状態は日々変化します。いつものコスメで肌トラブルが生じる場合は、無理をして使い続けないようにします。
肌の状態が悪いときは、香料や着色料、防腐剤、アルコールなどを含まないコスメを選ぶようにしましょう。

【まとめ】何とかしたい乾燥肌!保湿力低下の原因とうるおいを維持するスキンケア方法

肌の保湿力低下は、加齢や空気の乾燥、紫外線のほか、間違ったスキンケアなどが原因です。
肌の乾燥に気がついたら、まずスキンケアを見直し、保湿力の高いコスメで肌をやさしくケアしてください。肌を刺激から守り、たっぷり保湿すれば、乾燥が少しずつ落ち着いてきます。
なお、乾燥がひどく、日常的なケアもままならない場合は、医療機関にご相談ください。症状によっては、美容皮膚科でケアを受けるのもおすすめです。
56肌の乾燥は、症状が進むと治療に時間がかかります。日々のスキンケアや適切な治療で、肌のうるおいを維持しましょう。

監修医師
医療法人社団雪焔会 トイトイトイクリニック
理事長・統括院長

野田 のだ 知路 とものり - Noda Tomonori -

監修医師 トイトイトイクリニック理事長・統括院長 野田 知路

福岡大学医学部形成外科、大手美容皮膚科院長を経て、医療脱毛をメインとする美容皮膚科クリニックを都内(渋谷原宿、池袋)で展開中。
常に自分の家族ならこうしたいと考えるよう心掛け、「家族にも勧められる美容医療」を信条としています。