化粧水でティッシュパックはあり?なし?注意点も解説

監修医師
医療法人社団雪焔会 トイトイトイクリニック
理事長・統括院長

野田 のだ 知路 とものり - Noda Tomonori -

監修医師 トイトイトイクリニック理事長・統括院長 野田 知路

福岡大学医学部形成外科、大手美容皮膚科院長を経て、医療脱毛をメインとする美容皮膚科クリニックを都内(渋谷原宿、池袋)で展開中。
常に自分の家族ならこうしたいと考えるよう心掛け、「家族にも勧められる美容医療」を信条としています。

化粧水でティッシュパックはあり?なし?注意点も解説

「コスパの良い保湿ケアを知りたい」「自分の肌質に合うパックがなかなか見つからない」という方におすすめなのが、自宅にある化粧水でできるティッシュパックです。
今回は、ティッシュパックのコストパフォーマンス以外のメリットにも着目し、だれでも簡単にできるティッシュパックの方法、そして肌ダメージを防ぐための注意点について解説します。

「ティッシュパック」って何?どのようなメリットがあるの?

「ティッシュパック」とは、その名のとおりティッシュペーパーを使ってパックをする方法です。安価にできることが魅力ですが、そのほかにもさまざまなメリットがあります。

家にあるものを利用するだけ!手軽にできるティッシュパック

ティッシュパックは、ティッシュペーパーと化粧水だけでできるフェイスパックです。「コットンパックのティッシュペーパー版」とイメージすれば、わかりやすいと思います。
ティッシュパックでは、特別なものを用意する必要はありません。家にあるティッシュペーパーと普段使っている化粧水のみで保湿ケアができるため、手軽さとコストパフォーマンスの良さが注目を集めています。

コスパだけではない!ティッシュパックのメリット

ティッシュパックの魅力は、手軽さとコストパフォーマンスの良さだけではありません。
もっとも大きな魅力は、「自分の肌質に合うケアができる」という点です。使用する化粧水を自分で選ぶことができるため、既製品のパックが肌に合わない方でも保湿ケアが可能になります。
また、一度使用したティッシュペーパーは再使用しない(できない)ため、毎回清潔なパックを顔に当てることができるのも大きなメリットです。しかも、ティッシュパックは短時間で終了するため、仕事や子育て、家事などで忙しい方にもおすすめです。ただし、ティッシュパックはやり方を間違えると肌荒れの原因になることもあります。
次の項からはティッシュパックの方法と注意点を解説しますので、ぜひ参考にしてください。

化粧水でティッシュパックをする方法

ティッシュパックは、朝の洗顔後やお風呂あがりがおすすめです。特に、血行が良くなっているお風呂あがりは、より良い効果が期待できます。

用意するもの

ティッシュパックをする際には、以下のものをあらかじめ用意しておきましょう。
・適当な大きさ(縦に3~5等分くらい)に裂いたティッシュペーパー(少し多めに)
・化粧水を入れたスプレーボトル
・裂いたティッシュペーパーが入る大きさのトレー
スプレーボトルやトレーはなくても大丈夫ですが、用意しておくと手早くパックできます。トレーは、ペンなどを入れる長めのものを使うと便利です。

ティッシュパックの手順

ティッシュパックの手順は、以下のとおりです。
1.洗顔後、化粧水を塗る。
→パックの準備をしている間に肌が乾燥するのを防ぐ目的です。
2.裂いたティッシュペーパーを数枚重ねてトレーに入れ、化粧水をたっぷりスプレーする。
→ティッシュペーパーの枚数が少ないと、持ち上げたときや貼り付けるときに破れることがあります。
3.化粧水をしみこませたティッシュペーパーを、重ねたまま顔に手早く貼り付ける。
→顔に貼り付けた後、化粧水が足りないと感じた場合はスプレーしてください。
4.2分後、パックをはがす。
→パック後は、乳液やクリームなどで油分を補い、うるおいを閉じ込めましょう。

なお、首のうしろを蒸しタオルで温めながらパックすると、毛穴がひらいて化粧水の成分が浸透しやすくなります。

化粧水でティッシュパックをするときの注意点

ティッシュパックをするときは以下の点に注意して、肌にダメージを与えないようにしましょう。

水に溶けるタイプのティッシュペーパーは使わない

水に溶けるタイプのティッシュペーパーは柔らかいものが多く、肌にやさしいイメージがありますが、水分を含むと破れやすく、肌に残りやすいという欠点があります。
残ったティッシュペーパーをはがす際に肌を強くこすってしまいがちなので、このタイプのものは使用を避けてください。

刺激の強い成分を含む化粧水を避ける

肌への刺激が強い美白成分が配合されている化粧水をパックに使うと、赤みやかゆみが生じる可能性があります。肌の部分的な脱色が起こる可能性も否定できないため、使用しないようにします。また、アルコールを含む化粧水は乾燥をまねきやすいため、パックには不向きです。
なお、普段使っている化粧水であっても、ティッシュパックでは2分間ほど化粧水を肌に密着させることになるため、肌に刺激を与えるおそれがあります。肌に違和感を感じたらすぐにパックをはがし、化粧水をやさしく洗い流してください。

ティッシュペーパーや化粧水はたっぷり使う

ティッシュペーパーは、コットンに比べて薄くて乾きやすいという特徴があります。ティッシュペーパーの層が薄いと、体温で化粧水がすぐに乾いてしまうため、何枚か重ねてパックするようにしましょう。
パック途中でティッシュペーパーが乾いてきたら、化粧水をスプレーするのもポイントです。
保湿効果を高めるために、ティッシュペーパーも化粧水もたっぷり使いましょう。

ティッシュペーパーが化粧水で濡れているうちにはがす

ティッシュパックは、ティッシュペーパーが化粧水で濡れているうちにはがしましょう。乾いてしまうと、肌のうるおいも同時に奪われてしまいます。
ティッシュパックに限らず、パック類は長時間していても効果が増すものではありません。2分間たったら、やさしくティッシュペーパーを取り除きましょう。

パック後は美容液やクリームでしっかり保湿

ティッシュパックをして肌がしっとりしたら、うるおいを維持するために乳液や美容液、クリームなどで保湿ケアをしましょう。
ティッシュパックは、化粧水の成分を肌に浸透させるためのもので、それ以上の効果はありません。油分でうるおいを閉じ込め、保湿効果を高めましょう。

肌の調子が悪いときはティッシュパックを休む

ティッシュパックは毎日続けても特に問題はありませんが、肌の調子が悪いときは無理をせず、パックをお休みしましょう。
また、手軽だからといって、1日に何度もパックすることはおすすめできません。頻繁にパックすると、かえって肌荒れをまねくおそれがあります。ティッシュパックは1日に1回で十分なので、やり過ぎないようにしてください。

【まとめ】化粧水でティッシュパックはあり?なし?注意点も解説

ティッシュペーパーと化粧水だけでできるティッシュパックは、コストパフォーマンスが良いだけではなく、さまざまなメリットがある保湿ケア法です。短時間でできるため、毎日のケアにも適していますが、正しい方法でおこなわなければ肌にダメージを与えるおそれがあります。
化粧水の成分やパック時間などに注意して、肌にやさしい保湿ケアを目指しましょう。