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パースピレックスの効果と使い方も解説

パースピレックスの効果と使い方も解説

汗のニオイが気になって何度もデオドラント剤を塗ってしまう、汗をかきすぎて汗ジミが気になる、汗やニオイが気になって目の前のことに集中できない、という汗のトラブルに悩んでいる方は男女問わず多いですね。
汗の悩みは治療するほどではないけれども、日常的に気になる厄介なもの。そんな汗にまつわるトラブルを手軽に短時間で解決してしまう救世主がパースピレックスです。
デンマークで誕生してから30年以上も世界中で愛されているパースピレックスは、市販の制汗剤やデオドラント剤とは全く異なる処方で汗の悩みから解放してくれます。その特長や驚くべきメカニズム、正しい使い方などパースピレックスの魅力をご紹介します。

塗るだけで発汗そのものを抑えるパースピレックスとは?

パースピレックスは今までのデオドラント剤とは異なり画期的な作用によって、発汗そのものを抑制してくれる医療用制汗剤です。
医薬品として厚生労働省に認められたパースピレックスはどのように汗の悩みを解決してくれるのか、その特長やメカニズムをみてみましょう。

汗の悩みを即解決!パースピレックスとは?

パースピレックスは汗が生成される汗腺そのものに一時的にフタをすることで、発汗自体を抑える画期的な制汗剤です。
パースピレックスを塗布した部位には汗をかかなくなるため、皮膚の表面にあるアカや皮脂などと汗が混じり合い、細菌が分解することで発生していたニオイそのものもなくなります。
パースピレックスは従来のデオドラント剤のように汗のニオイを別の香りで中和させるのではなく、発汗を抑えることで汗のニオイをもなくしてしまうのです。
アメリカの政府機関であるアメリカ食品医薬品局(FDA)の規定では、制汗剤として分類するためには、20%の発汗抑制が得られなければなりません。30%の発汗抑制があれば、「Extra effective(極めて効果あり)」と分類されることになります。
その点パースピレックスは65%の発汗抑制が72時間以上持続し、その驚異的な効果が実証されました。
パースピレックスは特許を取得し、独自の処方で従来の制汗剤とは一線を画しています。
パースピレックスはデンマークで誕生した制汗剤です。デンマークは医療において世界で最も厳しい監督官庁を有するといわれており、医療品の品質チェックが厳しい国です。そのデンマークで誕生し約30年にもわたり世界中で使われてきたパースピレックスなら、実績もあり安心して使えますね。

どうして効果があるの?パースピレックスのメカニズム

パースピレックスが画期的なのは、汗腺に一時的にフタを形成することで汗の産生を減少、または中断させてしまうところにあります。市販されているデオドラント剤のように噴き出してしまった汗のニオイを中和したり、従来の制汗剤のように毛細血管を一時的に収縮させることで汗の分泌を抑えるようなものではありません。
パースピレックスは汗の産生そのものをストップできるので、多汗症でお悩みの方にも喜ばれています。
では、パースピレックスによって体内ではどのような反応が起こるのでしょうか。
パースピレックスを塗布すると、主成分である塩化アルミニウムが汗腺内部の汗と反応します。すると汗腺内部の奥で角栓を形成します。それが汗腺にフタをする役割を果たし、汗の産生が一時的に中断されるのです。
この角栓は、皮膚の新陳代謝によって3~5日で自然に排出されます。つまり、角栓で汗腺が密閉されている3~5日は汗が抑制されている状態となるのです。
パースピレックスの主成分はエタノール、塩化アルミニウム、乳酸成分の3つです。
エタノールは、塩化アルミニウムによって形成された角栓を汗腺のより深部に運び、その効果を維持する作用があります。
塩化アルミニウムは、汗腺内部の水と反応することで水酸化アルミニウムを産生し、さらに皮膚内部のケラチンと反応することで凝固し角栓を形成します。この角栓が汗腺のフタの役割を果たし、汗が生成されるのを阻止します。
乳酸成分は制汗作用を高め、皮膚へのダメージを和らげる働きがあります。塩化アルミニウムが皮膚内で反応すると微量の塩酸を生成してしまい、皮膚に刺激を与えることがあります。乳酸成分はこの塩酸を減らすことができるためお肌を守ることができるのです。
このように配合された成分が相乗効果をもたらし、刺激が少ないながらも効果を発揮する医薬制汗剤となりました。

どんな人におすすめ?

汗に関する悩みは相談しにくく、できれば自分ひとりで解決したいもの。生活のあらゆるシーンでどうしても気になってしまうのが汗にまつわるトラブルですね。ひとりで悩んでしまいがちな問題を解決してくれるのがパースピレックスです。
実際にパースピレックスは、どのような方の悩みを解決してくれるのでしょうか。

  • 多汗症でお悩みの方
  • ワキガなど汗のニオイが気になる方
  • 汗をかきやすく汗ジミが気になる方
  • 靴を脱いだ時のニオイやムレを抑えたい方
  • 何度もデオドラント剤を塗らないとニオイが抑えられない方
  • 汗やニオイを気にせずスポーツやトレーニングに集中したい方
  • 妊娠中でワキガや多汗症の治療を受けられない方
  • 汗のケアに時間や労力をかけたくない方
  • 制汗剤によって衣服に色がついたり痛んだりするのが心配な方

このような方々におすすめなのがパースピレックスです。
では、汗にまつわるさまざまな悩みをなぜ解消できるのか、パースピレックスの特長を次の章で詳しくご紹介します。

使いやすくて効果が持続!パースピレックスの特長

パースピレックスは簡単な使い方で効果を長時間実感できるので、どんなに忙しい方でも簡単に汗のケアができてしまいます。従来のデオドラント剤、制汗剤といかに異なるのか、その特長をご紹介します。

1回の使用で効果が3~5日持続する

パースピレックスは、配合されている成分が汗腺内部に浸透し角栓で汗腺を密閉することで発汗そのものを抑制する働きがあります。
この角栓は新陳代謝によって3~5日で自然に排出されます。そのため、角栓で汗腺にフタがされている3〜5日は汗が抑制されている状態となります。つまり、パースピレックスの効果も3〜5日は持続するのです。もちろん、使用をやめると角栓は排出されるため、今まで通りに汗が出るようになります。使い続けることで、その部位の発汗を抑え続けることができるのです。
衣服などによる摩擦で成分がすぐにとれてしまうということはありません。また、入浴や温泉、プールに入っても効果は持続します。そのため、何度も塗りなおす必要もありません。
週に1、2回程度塗るだけで汗やニオイを気にしなくて済むので、仕事やトレーニングなどに集中して取り組むことができます。1日に何度も塗りなおす手間もなく、不快なニオイからも解放されるのはうれしいですね。

種類も豊富で気になる部位をケアできる

パースピレックスはワキはもちろん、汗をかきがちな手のひらや足の裏にも使うことができます。そして、パースピレックスには、ローションタイプとロールオンタイプという塗布方法の異なる種類があるので、部位に合わせて使い分けることができます。
ローションタイプは手足に、ロールオンタイプはワキに使用できます。
ローションタイプはワキ用のロールオンタイプよりも配合されている塩化アルミニウムの濃度が25%と高くなっています。ワキ用のロールオンタイプには10%配合されており、乳酸カルシウムを配合することでさらに肌に優しくなっています。配合されている成分や濃度も異なるので、手足用のローションタイプはワキに使用しないようにしましょう。

服に色がつかない

パースピレックスは無色透明なので、服に色がついてしまうことがありません。
従来のデオドラント剤のように白い粉が付着することもないので、塗布した後に色の濃い服を着るのを躊躇してしまうといった心配もありません。塗布した部位を気にせず、好きな服を好きなように着ることができます。

刺激が少ない

乳酸成分が皮膚に刺激を与える塩酸を抑えつつ、皮膚の保湿も促してくれます。刺激が少なくお肌に優しいので、継続して使うことが可能です。

無香料だから使いやすい

パースピレックスは無香料なので男女問わず使うことができ、香水やボディクリームなどのフレグランスの邪魔をすることがありません。
さらにパースピレックスは汗そのものを抑えることができるので、従来のデオドラント剤のように他の香りで汗のニオイを中和したりニオイを殺菌したりする必要がありません。余分な香料が入っていないのでアレルギーも起こしにくく安全です。

手軽にホームケア!パースピレックスの使い方と注意点

パースピレックスはひと塗りするだけで、汗の治療をしたかのような効果をもたらしてくれます。手軽に短時間でケアができるのもパースピレックスの魅力です。
しかし、パースピレックスは医薬品として認められているので、正しい用法を守って使うことが大切です。これから紹介する使い方や注意点をしっかりチェックしましょう。

パースピレックスの正しい使い方

パースピレックスは就寝前に使うと効果が得やすい処方となっています。
夜間は汗腺の働きが低下し皮膚内部で角栓を作りやすいので、就寝前に塗布するよう推奨されています。では、どのような手順で塗布すればいいのか説明していきます。

  1. パースピレックスを塗る前にワキ、手足などを清潔にし、よく乾かします。就寝前の入浴後に塗布するのが望ましいでしょう。
  2. パースピレックスの容器をよく振ってから汗の気になる箇所に薄く均一に塗ります。ワキであれば、2往復塗布します。汗を抑えたい部位以外にパースピレックスが付着した場合は、よく洗い流しましょう。
  3. 塗布した後は十分に皮膚を乾かします。必要があれば、扇風機やヘアドライヤーで皮膚を十分に乾かしてください。それから服を着るようにしましょう。
  4. 翌朝、パースピレックスを塗った部位を石鹸と水で洗い流します。または濡れたタオル、汗ふきシートで拭きましょう。パースピレックスの成分はすでに浸透しているので、再度塗布する必要はありません。

以上が正しい塗り方です。
成分が定着し、効果が出るまで1週間程度は上記の手順で毎晩塗布します。効果が出始めたら、週に2回程度の塗布で十分効果を実感できるでしょう。お肌が敏感な方は、効果が出るまで毎晩ではなく1日おきに2週間ほど様子を見ながら塗布します。

パースピレックスの注意点

  • 必ず皮膚が乾いた状態で塗布するようにします。皮膚が湿った状態で使用すると痛みやかゆみが生じることがあります。
  • ロールオンタイプとローションタイプを混同して使用しないように注意してください。配合されている成分の濃度も異なるため、決められた用法を守りましょう。
  • 脱毛や除毛した後や炎症を起こしている場合など、お肌がデリケートになっている状態で塗布しないようにしましょう。脱毛した場合、48時間以上経ってお肌が落ち着いてから塗布することで、肌荒れなどのトラブルを避けることができます。
  • 12歳未満の子どもには使用できません。

副作用はあるの?

パースピレックスの使用によって、重篤な副作用が起きた事例は確認されていません。しかし、お肌の状態や肌質によっては、赤みやかゆみを生じることがあります。この場合には、ただちに使用を中止し、医師に相談しましょう。
パースピレックスには、エタノールが配合されているので、アルコール過敏症の場合は使用の前に医師に相談するようにしましょう。

【まとめ】汗の悩みを一気に解決するパースピレックス

皮膚の内部にアプローチして発汗そのものを抑え込んでしまうパースピレックス。長年悩まされてきた汗のトラブルとも、これでさよならできますね。
週に数回使い続けるだけで汗の悩みから解放してくれるパースピレックスは、トイトイトイクリニックでもお求めいただけます。
パースピレックスには塗布タイプの異なる種類や配合された成分濃度の異なるタイプも取り揃えてあるので、気軽にスタッフに相談してください。

監修医師
医療法人社団雪焔会 トイトイトイクリニック
理事長・統括院長

野田 のだ 知路 とものり - Noda Tomonori -

監修医師 トイトイトイクリニック理事長・統括院長 野田 知路

福岡大学医学部形成外科、大手美容皮膚科院長を経て、医療脱毛をメインとする美容皮膚科クリニックを都内(渋谷原宿、池袋)で展開中。
常に自分の家族ならこうしたいと考えるよう心掛け、「家族にも勧められる美容医療」を信条としています。

更新日:
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