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アートメイク後のリタッチはどのくらいの期間と頻度が目安?

アートメイク後のリタッチはどのくらいの期間と頻度が目安?

アートメイクは、眉毛やアイライン、唇をナチュラルでより美しい色合いにし、長時間色が落ちないことが特徴の美容医療技術ですが、どれくらい持続するか気になりますよね。
また例えば「眉アートメイクをしたものの、形を変えたいからリタッチ(=修正)したい」という方は、どれくらいの期間でリタッチするのが最適なのでしょうか。
この記事では、そんなアートメイクの持続期間やリタッチの頻度・リタッチする最適なタイミングの見極め方について解説していきます。
この記事を読むことで、アートメイクのリタッチや持続時間について理解でき、下記のような疑問や悩みを解決します。

こんな事がわかる

  • アートメイクの持続時間の目安がわかる
  • アートメイクのリタッチについて理解できる
  • アートメイクのリタッチの最適なタイミングについてわかる
  • アートメイクのリタッチの最適な頻度について理解できる

アートメイクはどれくらい長持ちする?

アートメイクはタトゥーと異なり、自然な肌色を目指した医療技術です。そのため、わざと表皮の深部に色素を注入することで、ライフスタイルに合わせたリタッチ(修正)が可能になっています。
では、このアートメイクはどれくらい持つのでしょうか。
アートメイクの持続時間の目安は、およそ1年間〜3年間です。1年以上経つと次第に色素が薄くなる部位がでてきたり、縁が不明瞭になってくるため、完全に薄くなる前に1年ごとにメンテナンス(リタッチ)を行うのが一般的です。
しかし「一般的には」の話であり、実際の持続期間は、以下のようなさまざまな原因によって変わります。

  • アートメイクで使用した色素
  • 個人的な肌質とインクの相性
  • アートメイクの色素の注入の仕方
  • アートメイクが手彫りか機械式か
  • 個人個人で違うターンオーバー周期

このように、個人差も非常に多いので、「1年もつはずだったのに、予想より早く色落ちしてしまった」とか「思っていたよりずっと色素が残るから、リタッチする機会がなかなかこない」などの予期せぬ事態が出ることがあります。
あくまで持続時間は目安なため、「自分の今の印象に合わないな」と感じたら、リタッチをするのがおすすめです。

アートメイクのリタッチとは?

アートメイクのリタッチとは、1回目のアートメイクを入れてから、2〜3回目でバランスとムラ感を調整していくことを指します。
そもそもなぜアートメイクでは、徐々に色素がなくなっていくのでしょうか。
その原因は、アートメイクは表皮の奥深い部分に色素を注入するからです。皮膚の表皮はターンオーバーといって、表面の古くなった角質が捨てられていく一方、新しい表皮が1番奥の「基底細胞」という部分から作られます。
アートメイクは、まさにその奥の部分に色素を注入する技術なため、しばらく色味は残る一方、ゆっくりターンオーバーをくり返しながら色素と一体化した細胞が捨てられていき、色味が薄くなるのです。
そこで、薄くなった色素の分だけ修正するのが「リタッチ」と呼ばれる処置です。さらにリタッチでは、ライフスタイルや今の流行状況に合わせて変化させることが可能です。そのため、術前カウンセリングをしながら、患者様がどういったリタッチを希望されるのか、十分聞きながらデザインを決定していきます。

アートメイクのリタッチはどれくらいの期間が最適?

では、どれくらいの期間がアートメイクのリタッチに最適なのでしょう。前述の通り個人差はありますが、リタッチの最適な期間は「1年程度」とされています。
1年もたてば前回のアートメイクの色素も抜けかけていますし、少しデザインのバランスが変っている可能性があります。
ただし、もし少しでも「やはりアートメイクのデザインを修正したい」と感じるようなら、アートメイクを担当したスタッフに聞いて、再度カウンセリングしていただくのもよいですね。

アートメイクのリタッチするタイミングの見極め方は?

最後に、アートメイクのリタッチをするタイミングの見極め方について説明していきます。
リタッチする見極め方で最も大切なのは、「今の自分にデザインが合っているか」を定期的に確認することです。
先程「リタッチする最適なタイミングは1年が目安」と書きましたが、ライフスタイルや周りの環境によって、その人に本当にあったデザインは変わっていくものです。
純粋に客観的にみて「今の自分にはあまり合っていないかな」と違和感を覚えるようなら、それがリタッチするベストなタイミングです。
もともとアートメイクされたクリニックや他院のアートメイクでもリタッチを受付しているクリニックに相談するとよいでしょう。
もちろん、トイトイトイクリニックでもリタッチについてのご相談を承っております。ぜひアートメイク施術担当・スタッフに気軽にご相談してください。個々の状態をきちんと把握し、適切にアドバイスさせていただきます。

【まとめ】アートメイク後のリタッチはどのくらいの期間と頻度が目安?

今回は、アートメイクの持続時間やリタッチについて、タイミングの見極め方に至るまでご紹介していきました。
この記事では、下記のようなことが分かったのではないでしょうか。

この記事のポイント

  • アートメイクの持続期間はだいたい1年から3年くらいが目安。ただし、個人差も非常に大きいので、あくまで目安
  • アートメイクのリタッチとは、1度目にアートメイクをした場所を整える医療技術のこと。リタッチでは、ライフスタイルや流行に合わせて修正することもできる
  • アートメイクのリタッチの最適なタイミングの目安は1年くらい。ただし、ライフスタイルの変化で、客観的にみて違和感が出てくるようなら、それがベストなタイミング

ほかにも、アートメイクの持続時間やリタッチについてご不安な点がありましたら、ぜひ当院の担当医師・スタッフにご相談ください。丁寧にカウンセリングさせていただきます。

監修医師
医療法人社団雪焔会 トイトイトイクリニック
理事長・統括院長

監修医師 トイトイトイクリニック理事長・統括院長 野田 知路

野田 のだ 知路 とものり - Noda Tomonori -

福岡大学医学部形成外科、大手美容皮膚科院長を経て、医療脱毛、アートメイク、糸リフトをメインとする美容皮膚科クリニックを都内(渋谷・池袋・新宿)で展開中。
常に自分の家族ならこうしたいと考えるよう心掛け、「家族にも勧められる美容医療」を信条としています。

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