アートメイクはどのくらい持つの?持ちを悪くするNG行動とは

監修医師
医療法人社団雪焔会 トイトイトイクリニック
理事長・統括院長

野田 のだ 知路 とものり - Noda Tomonori -

監修医師 トイトイトイクリニック理事長・統括院長 野田 知路

福岡大学医学部形成外科、大手美容皮膚科院長を経て、医療脱毛をメインとする美容皮膚科クリニックを都内(渋谷原宿、池袋)で展開中。
常に自分の家族ならこうしたいと考えるよう心掛け、「家族にも勧められる美容医療」を信条としています。

アートメイクはどのくらい持つの?持ちを悪くするNG行動とは

アートメイクはどのくらい持つの?どうして薄くなるの?

ちょっと痛い思いをするアートメイク。だからこそ、少しでも長持ちさせて、アートメイクで作り上げたデザインや色素を良い状態でキープしたいですよね。
そこで、アートメイクが薄くなる理由と持ちを悪くする行動をチェックしておきましょう。生活のちょっとした場面で気をつければ、アートメイクをキレイに長持ちさせることができます。

アートメイクの持ちはどのくらい?

アートメイクの色素は、個人によって大きく異なりますが2~3年で薄くなっていきます。すこしずつ退色していきますが、完全に消えるわけではありません。そのため、アートメイクのデザインは飽きのこないベーシックな形をおすすめします。

アートメイクはどうして薄くなるの?

アートメイクは2つの理由から薄くなるといわれています。
まずひとつめは新陳代謝です。アートメイクは皮膚の新陳代謝によって薄くなっていきます。つまり、古い皮膚から新しい皮膚への入れ替わりが早いほど、アートメイクの色素は身体の外へとどんどん排出されてしまうのです。
新陳代謝が高いということはそれだけ細胞の生まれ変わりが早く、健康だということでもあります。そのため、年齢が若いほうがアートメイクが薄くなりやすいといえます。また、汗をかきやすい方や運動をよくする方も新陳代謝が高い傾向にあるため、アートメイクの持ちという点では、長持ちしにくいでしょう。
新陳代謝は皮膚や髪、内臓など細胞が若々しく健康な状態に保たれるのに必要な身体の機能です。アートメイクの持ちをよくするために新陳代謝を抑えるようにするのではなく、そのほかのNG行動に注意を払うことで、持ちをよくするようにしましょう。
2つめの理由は、紫外線です。紫外線には色素の退色を促す作用があり、色素の定着を妨げる恐れもあります。施術後はなるべく日光に当たらないように心掛けることが大切です。

施術後1週間が長持ちの分かれ目!持ちを悪くするNG行動とは?

アートメイクをすこしでも長持ちさせたいなら、これからご紹介する行動はできるだけ控えるようにしましょう。特に施術後1週間は、アートメイクの色が抜けやすい期間でもあります。仕上がり、色、持ちに大きな影響を与える大切な期間となるので、十分注意して過ごすようにしましょう。

いつも通りの化粧や洗顔、クレンジング

施術当日から入浴できます。しかし、施術箇所に触れないように行いましょう。施術後1週間は刺激を与えないよう、優しく軽く洗うことが大切です。洗顔の際は、できるだけ泡立てて優しく行うようにしましょう。泡がクッションの働きをしてくれるので、皮膚への刺激を和らげ汚れだけを落としてくれます。
特にクレンジングでは、アートメイクの色が抜けないようオイルが配合されたクレンジングは避けたほうがよいでしょう。洗顔後の保湿では、施術箇所を刺激しないようつつみ込むように行います。
マスカラやファンデーションなどでメイクをする場合は、施術箇所をできるだけ避けてメイクをしましょう。施術箇所は傷口と同じ状態なので、ファンデーションなどが入り込むと炎症をおこす恐れがあります。施術後1週間は、できるだけ施術箇所を避けてメイクをしましょう。

汗をかくような激しい運動や入浴

汗をかくような運動や入浴は、血行をよくするので施術箇所の腫れや痛みを強くします。また、このような行動によってアートメイクの色が定着しづらくなってしまいます。施術後1週間は特に汗をかくような行動は控えましょう。
しかし、汗をかくことは新陳代謝を促す行動でもあり、健康を保つ上でも大切なことです。色素が定着して落ち着いたら、適度に取り入れていきましょう。

紫外線に当たる

施術箇所が紫外線に当たると、色素があせやすくなります。紫外線を浴びると皮膚の血流が増し、色素が抜けやすくなってしまうのです。
また、紫外線によって、施術箇所にアレルギー反応を起こす恐れもあるので注意が必要です。施術日には、帽子やサングラス、日傘などを持参するとよいでしょう。
施術後1週間は色素の定着を左右する期間でもあるので、紫外線を浴びすぎない、または紫外線から肌を守るように特に注意が必要です。

ピーリングをする

ピーリングは古くなった角質を取り除き、皮膚の再生を促す行為です。また、皮膚のターンオーバーを早めることでもあります。同時に、皮膚に強い刺激を与えるので、施術後はやめましょう。
時間が経ち施術箇所が落ち着いたとしても、アートメイクの持ちをよくするためには、施術箇所へのピーリングは控えたほうがよいでしょう。

施術箇所に触れたりかいたりする

施術箇所はたくさんの傷が付いた状態ともいえます。そのため大変デリケートな状態なので、できるだけ触ったりかいたり刺激しないようにしましょう。
また、人によっては施術から2,3日で薄い皮膚が剥がれ落ちることもあり、どうしても施術箇所が気になるかもしれません。しかし、触れることで施術箇所にばい菌が入り込み、腫れてしまうことがあるので注意しましょう。
かゆみや腫れを抑えたいときは、保冷剤などで施術箇所を優しく冷やすことで不快感が緩和されます。

ちょっとした心がけで美しさをキープ!

アートメイクの持ちをきれいに長持ちさせるには、施術後1週間の期間に気をつけるポイントがあります。生活の中のちょっとした場面で気をつけることで、アートメイクの持ちを格段によくすることができます。また、施術箇所が落ち着いてからも、小さな心掛けで美しい状態をキープすることができるのです。
せっかく施したアートメイクであるからこそ、キレイに長持ちさせましょう。