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ダーマペンのダウンタイムは?施術直後の状態と経過に合わせたスキンケアを紹介

ダーマペン4・ヴェルベットスキン

美容女子に今人気が高まっているダーマペン治療。さまざまなお悩みに対応できるため多くの方に選ばれています。
しかし、極細とはいえ肌に針を指す治療のため、ダウンタイムや副反応が心配で治療に踏み切れない方も多いのではないでしょうか。
実際、ダーマペンのダウンタイム(正常の肌に戻るまでの時間)はどれくらいで、どのような副反応が現れるのしょうか。

この記事では、ダーマペンのダウンタイム中の過ごし方について解説します。
この記事を読むことで、ダーマペン後の経過に合わせたアフターケアの仕方について理解でき、下記のような疑問や悩みを解決します。

こんな事がわかる

  • ダーマペンのダウンタイムの期間
  • 治療後の起こりやすい症状
  • 赤みや腫れが出る期間
  • かゆみがでた時の注意点
  • 内出血時の対処法
  • ダーマペン施術後の通常の経過とアフターケアの方法
  • ダーマペンのアフターケアでやるべきこと
  • ダーマペン治療後に避けるべきこと
  • ダーマペンが受けられない方について

ダーマペンのダウンタイムは?

ダーマペンのダウンタイムは5~7日くらいが一般的です。ただし、針の深さやもともとの肌の状態によっても異なります。
針の設定が長いほどダウンタイムが長くなる一方、ニキビ跡やクレーター治療など、肌の深い部分に原因がある場合は、針の長さがある程度深くないと効果が実感しにくくなります。
このように、個人個人によっても異なるため、ダウンタイムの自分にあった目安を知りたい場合は、事前カウンセリングの段階で確認するとよいでしょう。

ダーマペンの通常の経過は?

ダーマペンで起こりやすい副反応は次の通りです。

赤み・腫れ

ダーマペンは極細針を使って、肌に高密度に小さな穴をあけることで、肌の再生力を促します。炎症すると、周囲から肌を修復しようとコラーゲンやヒアルロン酸の産生が促される治療です。
そのため、一時的に肌に赤みが生じ、腫れることがありますが、1週間くらいかけて肌が修復されると元に戻ってきます。

かゆみ

炎症を治そうと肌から分泌する成分の1つに「ブラジキニン」や「ヒスタミン」など、かゆみを誘発させる成分があります。そのため赤みが出ている時に傷が治る過程として、かゆみを生じることがありますが、正常な過程なので心配しないでください。
しかし、かゆみが出ている時についつい引っかいてしまうと、肌が想定外に傷つき、うまく修復されないので注意が必要です。

内出血

ダーマペンで肌の深い部分を治療すると、毛細血管も深い層には通っているので、内出血が生じやすくなります。しかし、極細針で治療しているので、内出血は一時的なものです。焦らず冷やしながら、あまり触らないようにしましょう。

ダーマペン施術後の経過とアフターケアの方法は?

ダーマペン施術後の通常の経過とアフターケアの方法は次の通りです。

施術後当日~翌日

施術後直後は、肌に極細針で穴をあけた影響で、顔が真っ赤になります。真っ赤になった自分の顔をみて驚かないでください。これが正常の反応です。数時間はヒリヒリしたり、ズーンと鈍い痛みがある場合もあるようです。
炎症が起きている証拠ですから、血行がよくなると炎症が強く出てしまいます。激しい運動や飲酒を避けるようにしましょう。また、入浴も血行が良くなるので厳禁です。シャワー浴はできますので安心してください。
翌日になると当日ほどのほてりは治まっていますが、赤みは残っています。翌日からメイクで隠していただいてかまいません。日光に当たると特に施術後の肌には悪影響です。紫外線対策をしっかりするようにしましょう。

2日目~7日程度

2~3日くらい経つと、腫れやかゆみが出てくるケースがあります。だいたい2~3日目がピークで、7日くらいかけて治まってくる場合がほとんどです。「施術した後からひどくなってきた」と考えず、通常の経過なのでご安心ください。
かゆみがある間は、冷やすと効果的です。どうしても腫れやかゆみが強く我慢できないな場合は、担当医師・スタッフにも相談してください。保湿をしっかりすると、乾燥による肌のダメージを最小限することができます。
また、掻いたりこすったりすると、肌の炎症が思わぬ方向にひどくなるので絶対にやめましょう。
7日たってもまだ全く腫れがひかないような場合は、クリニックにぜひご相談ください。担当医師、スタッフが丁寧に対応させていただきます。

ダーマペンのアフターケアで「やるべきこと」「やってはいけないこと」は?

ダーマペンのアフターケアで、やったほうがよいことが以下の通りです。

  • 保湿をしっかりすること: 保湿して肌のバリアを作って上がることで、肌の炎症を最小限に抑えることができます。
  • あまり触らないこと: ついつい、いじってしまいたくなりますが、触らないことが一番大切。さわってしまうと余計な雑菌を侵入させるきっかけになるほか、肌を傷つける原因になります。
  • 紫外線対策すること: 施術後は一層肌がデリケートなっています。デリケートな肌には紫外線は有害です。日焼け止めクリームは散乱剤の肌の優しいものを選びましょう。また、つばが広めの帽子や日傘などを活用するとよいですね。

一方、ダーマペン施術後のアフターケアでやってはいけないことは、次の通りです。

  • 激しい運動: 汗から炎症が強くなり、炎症が想定外に長引くことが考えられます。
  • 飲酒: 飲酒も血行がよくなりかゆみが強くなるほか、理性も抑えられ、ひっかくなど思わぬ行動に走ってしまいがちです。
  • 長時間の入浴: 長時間の入浴は血行を良くするほか、肌の乾燥を進ませてしまいます。施術後、当日はもちろん入浴は厳禁ですが、肌が落ち着くまでは長時間の入浴は控えたほうがよいでしょう。
  • 掻いたりこすったりすること: かゆみがでると、ついつい掻きたくなりますが厳禁です。かゆみが辛い場合は、クリニックにぜひ相談してください。

正しいアフターケアで、思わぬ皮膚トラブルを起こさないようにすることが大切です。

ダーマペンの施術を行えない方は?

例えば以下の方は、ダーマペンの施術を行うことができません。ダウンタイムに大きく影響する可能性があるからです。
該当するか心配な方は、事前カウンセリングで相談してください。

  • 膠原病の方
  • ケロイド体質の方
  • 妊娠中・授乳中の方
  • 金属アレルギーをお持ちの方
  • 施術部位にお肌の疾患などがある方

ダーマペンのダウンタイムについてのまとめ

ダーマペンのダウンタイムと経過に合わせたスキンケアについて解説しました。
この記事では、下記のようなことが分かったのではないでしょうか。

この記事のポイント

  • ダーマペンのダウンタイムは5~7日程度
  • 針の深さや肌の状態によって個人差がある
  • 治療後の赤みや腫れは、1週間かけて修復する
  • かゆみで引っ掻くと肌が傷つき、うまく修復されないので注意が必要
  • 内出血は一時的なものなので冷やしながら、あまり触らないようにする
  • 治療直後は顔が真っ赤になるが正常の反応
  • 治療後の血行が良くなる行為は禁止
  • 治療翌日からメイクで赤みを隠してもOK
  • 治療後2~3日で腫れやかゆみが出てくるが、7日ほどで落ち着く
  • 保湿をしっかりすると、乾燥による肌のダメージを最小限にできる
  • 7日たってもまだ全く腫れが治らないような場合は、クリニックに連絡する
  • ダーマペン後は肌への刺激を避け、保湿、紫外線対策を行う
  • 治療後は激しい運動や飲酒、長時間の入浴などは避ける
  • 肌疾患のある方や妊娠、授乳中の方や金属アレルギーをお持ちの方は治療ができない

ダーマペンは肌の再生力を促す治療のため、赤みや腫れなどは一時的に出ます。しかし、きちんとアフターケアをすれば1週間程度で治ってきますので安心してください。万が一、治療後に不安な点などありましたら、当院の担当医師・スタッフに遠慮なくご相談ください。

参考文献

監修医師
医療法人社団雪焔会 トイトイトイクリニック
理事長・統括院長

野田 のだ 知路 とものり - Noda Tomonori -

監修医師 トイトイトイクリニック理事長・統括院長 野田 知路

福岡大学医学部形成外科、大手美容皮膚科院長を経て、医療脱毛、アートメイク、糸リフトをメインとする美容皮膚科クリニックを都内(渋谷・池袋・新宿)で展開中。
常に自分の家族ならこうしたいと考えるよう心掛け、「家族にも勧められる美容医療」を信条としています。

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