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ハイドラジェントルとハイドラフェイシャルの違いは?効果や相場感を徹底比較

ハイドラジェントルとハイドラフェイシャルの違いは?効果や相場感を徹底比較

突然ですが、みなさんは毛穴が気になりますか?
かつては毛穴治療として、ケミカルピーリングが主流でした。しかし、最近は毛穴治療で注目されている治療が「ハイドラジェントル」「ハイドラフェイシャル」です。どちらも毛穴治療という点では同じですし名前も似ていますが、両者の施術は全くの別物です。
しかし、みなさんは2つの治療法の違いを知っているでしょうか。

この記事では、「ハイドラジェントル」「ハイドラフェイシャル」について解説していきます。
この記事を読むことで、ハイドラジェントルとハイドラフェイシャルの違いや自分に合った施術がどちらかを理解でき、下記のような疑問や悩みを解決します。

こんな事がわかる

  • ハイドラジェントルの治療法について
  • ハイドラフェイシャルの治療法について
  • ハイドラジェントルとハイドラフェイシャルの違い
  • どちらの毛穴治療が向いているかがタイプ別にわかる
  • ハイドラジェントルとハイドラフェイシャルの相場

ハイドラジェントルとは

ハイドラジェントルは特殊な水流と新しい3つのソリューションを使用して、毛穴の汚れ、古い角質、角栓、皮脂など、様々な肌の汚れを除去するウォーターピーリングマシンのこと。
ハイドラジェントルでは、

  • ピーリング
  • クレンジング
  • 美容液の導入

の3つの工程を1度の施術で行うことができるのが特徴です。
では、通常のケミカルピーリングとはどのような点が違うのか。
ケミカルピーリングでは、特殊な薬剤を塗布することで肌の角質層をはがしてターンオーバーを促します。薬剤の力に頼る分、肌に合わなかったり、ヒリつきが強いなどの肌トラブルが多くなりがちになっていました。
しかし、ハイドラジェントルでは特殊設計された水流の力を借りながら、

  • STEP1 AHA (水溶性)ピーリング:表皮の汚れや角質をケア
  • STEP2 BHA (油溶性)ピーリング:ニキビ、毛穴の奥の汚れ、角栓を取り除き、毛穴の引き締め効果を促す
  • STEP3 Hydration (保湿成分):肌の保湿、鎮静、再生を促す

の3STEP方式で行い、ピーリング剤だけに頼らず、肌への負担をかけることなく老廃物を取り除くことができます。

ハイドラフェイシャルとは

ハイドラフェイシャルも、水流と美容液を用いてお肌の汚れを取り除きながら潤いと栄養分を与えるウォーターピーリングマシンです。アメリカ・カリフォルニア州で開発され、世界87カ国以上で採用されています。
基本的な原理はハイドラジェントルと同様、「ボルテックス フュージョン テクノロジー」と呼ばれる最新テクノロジーを用いて、ボルテックス(渦巻)効果を生み出し、不純物を簡単に除去すると同時に、保湿成分を含む美容液を肌に浸透させます。
そして、余分な角質やクレンジングで落としきれないメイク汚れ、毛穴の角栓、黒ずみまで一気にきれいにすることができます。

ハイドラジェントルとハイドラフェイシャルの違いは?

クリニックやサロンによっては「ハイドラジェントル」という名前ではなく「ハイドラフェイシャル」という名前で同じような施術がありますが、どのような違いがあるのでしょうか?
一言でいうと「機械が違うこと」と「製造元がどこの国か」が違います。
ハイドラフェイシャルはもともとアメリカで作られた機械で、その原理を利用したのが韓国製のハイドラジェントルです。イメージとしては、ハイドラフェイシャルが先発医薬品、ハイドラジェントルが後発医薬品のようなものです。
機能自体は溶剤・洗浄プロセス・効果は、ほとんど同じようなものになっていますが、圧倒的に違うのは溶剤の種類と値段です。
ハイドラフェイシャルは、アメリカで作られただけにアメリカ人の肌質に合わせて作られています。一方、ハンドラジェントルは韓国製なので東洋人の肌質に合わせて作られています。なので、ハイドラジェントルの方が日本人の肌質に合いやすいのです。
あとは、ハイドラフェイシャルの方が後述しますが、より高額な機械であるために施術料金も高く設定されがちです。
そのため、以下のようなタイプに合わせてハイドラジェントル・ハイドラフェイシャルを試してみるとよいでしょう。

ハイドラジェントルとハイドラフェイシャル…どちらがあなたには合っている?

では、あなたはハイドラジェントルとハイドラフェイシャル、どっちがより「タイプ」なのでしょうか。簡潔にまとめると次のようになります。

ハイドラジェントルが合っている方

  • 日本人や東洋人に近い肌質の方
  • なるべく手頃に美容を試したい方
  • ケミカルピーリングで肌がヒリつきやすい方
  • 美容に関して、韓国製の機械の方が自分に合っていると感じている方

ハイドラフェイシャルが合っている方

  • どちらかというと西洋人の肌に近い方
  • 先発品にこだわりたい方

このように適応としては、ハイドラジェントルの方が日本人にとっては幅広い適応があります。
そのため、クリニックではハイドラジェントルを取り扱っているクリニックが多いです。

ハイドラジェントルとハイドラフェイシャルのそれぞれの相場は?

ハイドラジェントルとハイドラフェイシャルでは、ハイドラフェイシャルの方が高額になりやすい傾向にありますが、どれくらい違うのでしょう。それぞれの施術の相場は次の通りです。
【ハイドラジェントルの費用相場】
全顔:1回 10,000〜15,000円程度
【ハイドラフェイシャルの費用相場】
全顔:1回15,000〜20,000円程度
大体1回あたりの施術も5000円位違ってきます。
もちろんエレクトロポレーションなど、他の治療を組み合わせるとより高くなったり、セットにして施術を行っているクリニックもあります。

【まとめ】ハイドラジェントルとハイドラフェイシャルの違いは?効果や相場感を徹底比較

この記事では、ハイドラジェントルとハイドラフェイシャルの違いについて、その効果や相場感を中心に徹底比較してみました。
この記事では、下記のようなことが分かったのではないでしょうか。

この記事のポイント

  • ハイドラジェントルとは毛穴の汚れ、古い角質、角栓、皮脂などを除去するウォーターピーリングマシンで、ピーリング、クレンジング、美容液の導入の3つの工程を1回の施術で出来るすぐれもの
  • ハイドラフェイシャルはアメリカ製、ハイドラジェントルは韓国製であり、機械が異なる
  • ハイドラジェントルは日本人や東洋人の肌質に合うように設計されている
  • ハイドラフェイシャルはより高額な機械であり、施術料金が高く設定される傾向にある
  • ハイドラジェントルは全顔1回あたり10,000〜15,000円程度なのに対して、ハイドラフェイシャルは全顔1回あたり15,000〜20,000円程度が相場

ハイドラジェントルもハイドラフェイシャルも、どちらも従来の毛穴治療とは一線を画す優れた効果を発揮します。
ぜひ、ケミカルピーリングなどでまだ毛穴が気になる人や合わないと感じている人にはおすすめの治療法です。

トイトイトイクリニックでは、日本人の肌質に最適化された機器「ハイドラジェントル」を導入しております。定期的な肌のメンテナンスや顔脱毛前のスペシャルケアとしてもおすすめしております。
ハイドラジェントルを使った毛穴治療のご興味がありましたら、当院までぜひご相談ください。美容カウンセラーが丁寧にご説明させていただきます。

監修医師
医療法人社団雪焔会 トイトイトイクリニック
理事長・統括院長

野田 のだ 知路 とものり - Noda Tomonori -

監修医師 トイトイトイクリニック理事長・統括院長 野田 知路

福岡大学医学部形成外科、大手美容皮膚科院長を経て、医療脱毛、アートメイク、糸リフトをメインとする美容皮膚科クリニックを都内(渋谷・池袋・新宿)で展開中。
常に自分の家族ならこうしたいと考えるよう心掛け、「家族にも勧められる美容医療」を信条としています。

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